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愛知県蒲郡市”みとアリーナ”のボードウォークの作り変えを見た話・・・ボンゴシ材

意見や議論
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(写真は蒲郡のみとマリーナのボードウォーク改修工事を見た時のもの。
樹種は、オランダで100年耐久をほこるという触れ込みのボンゴシ(西アフリカ産)).
その後、日本のシイサルノコシカケ菌での加害で10年程度での腐朽が確認された
・・・・日本におけるシイの腐朽菌に耐性が無かったことが分かったのだ)
オランダにはシイの木がないらしく、シイサルノコシカケ菌も分布域が植物、動物と同じで
生息域の考慮も必要だったようだ(北海道には加害されたボンゴシ材はなかったようだし)
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ある外国の材木の、その地での耐久性を、他地域でそのまま耐久性を維持しうるかと言う課題について疑問はある。
木の腐り、シロアリの食害などは地域が違えば、多少の関連性を保ってはいるが、
実はこの劣化に関して、かなりの地域差がでてしまうと考えている。更に言うならば、施工差も付け加えておきたい。
こんなことから、Theodore.C.SchefferのClimate Indexに、興味をもった。
屋外地上における木材の腐朽被害度の進行差を、月平均気温と月間降水日数から算出するもので、
1971年アメリカ合衆国のCIマップが発表されている。
腐朽については、一般に栄養、酸素、水分、温度の4条件が、
”うまく”そろった場合、進行すると習った。
この基本条件を覚えておくと上記のCIの意義も理解しやすい。

ちなみにこのマップでは、たとえばフロリダとカリフォルニアでは、有意の差がある。

以前Forest Journalに書かれている米杉の現地における耐久性と日本における耐久性の差異を、

研究者のかたに、教えていただいたことがあった。

全ての樹種について、この種の差異が出ると思うのは、このCIの存在を知ってからだが。
南北に長い日本においても、北海道の稚内と沖縄の那覇と、有意の差はあることは、なんとなくわかる。

なんとなくこうじゃないかということが、実は当たっていることが多いのだから、疑問は呈してみる価値は十分あると思う。

(参考文献:木材腐朽の気候指数について-富山県林業技術センター 長谷川益男氏の論文)

*****ハードウッドのボンゴシ材の耐久性は、促進の耐久性試験のファンガスセラーでは見つからなかったと想像する。

主要な腐朽菌としての、オオウズラダケ・・褐色腐朽菌、カワラタケ・・白色腐朽菌で腐朽実験するので、

他の菌にたいしてどうか?までいかないのでこういう特殊例に気付かないのだろうか?

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