すでに、1990年後半に於いて、ウッドデッキ等エクステリアのウッド施工時に於いて、いかに合理的に腐朽確率を減らせるか?これを施工における時、工場での木材加工の時点でいろいろ試してきていた。
次に、ウッドデッキ、ウッドフェンスなど、外構でそれらの高耐久のウッドを使って作った場合、作ったその後どう対応するか?について、関心を寄せて来ていた。
これへの対応については、現在の一般的なPRでは、メンテナンスでマメに塗装して下さいという回答しか、きかないのである。
それは本当に効果的なのか?やらないより、やった方がちょっといい?という期待値の低いメンテナンスではないか?と自問自答していたわけだ。(色のメンテなら意味あるが、耐久性については、ちょっといいかな?レベル)
長くやってきたお陰で、ウッドデッキを自社・他社観察し、更に専門研究者の理論を勉強するうち、
どういう物が効果的なのか良く分かってきた。
塗れない所が、腐朽確率が高い所で有る場合が多く、あとから塗装で表面塗膜を付けるレベルでは、腐朽しにくさの担保として弱いことも学習してきた。
で、塗料の効果についてフィールドワーク・研究してきたら、後から浸潤(材木自体に深く保存効果のある保存剤が入っていく保存剤の存在を見つけたのだ。)が本当の耐久性確保のメンテだと思うに至った。
専門のA先生との出会う機会を頂いて疑問が氷解。
気がつけば、その効能は、ずっと前、ある薬剤メーカーで固形で使われて商品化されていて、そこは販売代理なので、私もそこの担当者も効能の表面的な事は知ってたが、原理を知らなかったので、浅い情報のままだった。
効果はあっても、そもそもの特質を知っておかないと効果は極大化しない。
A先生とお会いし、実験を重ね、京大の角田先生の論文を参考にして、この個体を液体にする事により、殺菌作用の強い塗料であることをやっと理解した。
外部木材については、これを実際に使ったメンテナンス、修理例は、かなり多く持っていると自負する。効果も確認している。
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