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※ウリン・・・生産国から(インドネシア・マレーシアなど)

理論・実験、その他

一時期、ウリンをウッドデッキに使っていた時期があり、HPにもしっかり、扱い樹種として載せていました。検索で引っかかったのか、環境団体の方から手紙が来て、”ウリンを使わないでください”と1枚の手紙がきました。

やましいことはしていないのにと、ちょっと気になって、その環境団体(今も大規模に、啓蒙活動中されています)にお電話をしたら、そのわけの概略を教えて下さり、熱帯材の世界的環境に絡んだ講習会に呼ばれて参加してました。

他方で、熱帯材の性状を研究されてる研究者に熱帯材の状況を教わり、熱帯材(東南アジアでの)の使用されてる写真を頂いたりしてました。

これは2006年ぐらいでしょうか?地球温暖化や、京都議定書などが話題になってきたころです。

2008年に、実際に感じたい!ということで、ボルネオ島のコタキナバルに行って、短期間で表面だけなぞった旅行になりましたが、多少勉強してきました。

 

 

行く前に予習しようと、研究者の方などに、参考になる写真・論文を見せて頂いた。

東南アジアへ実際に熱帯材研究で行かれた、研究者の先生に頂いた写真は以下4枚です。

地元の、海上民家(カンポン)で通路として使われていました。主に住民用の建築材として使われてるということでした。

家の柱として使われているのを興味深く、眺めていらっしゃたのでしょう。

 

 

 

 

家への階段も、ウリンの小径木を使って。

 

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財団法人日本木材総合情報センター発行(海外のエクステリアウッド事例集Ⅴ・マレーシアのエクステリアウッドより)下記の記事がありました。

(セランガンバツは東南アジアでは、伐採地によって、使用上の耐久性に差異があるのか、はたまた選別の精度が違うのか、そこそこ耐久性が高いものもあれば、10年ちょっとで、梁が落ちた事例がある。)

成長の遅さは、理解出来ました。

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ウリンの発育は非常に遅いようです。また、日本では、ヒノキがずらーッと植林されているとか、同樹種が植林されてることが当たり前になってます。熱帯雨林は、基本的に天然林なので、

イペ,ウリンは、広い森林にマツタケのように散在している様で、計画生産は無理の様です。

(ウリンはインドネシアが主な生産国で、ボルネオ北部には、ウリンの亜種のマラガンガイという少し、腐朽に対する耐久性の低い材種もあるようです。)

 

ウリンに限らず、南米のイペも資源数が激減していると聞きます。

植林が出来れば計画輸出などが可能なのに。

耐久性が高く、有用な樹種なのにきわめて成長が遅い。地球環境問題にかかわる樹種と伺いましたが。

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