ウッドデッキ施工・メンテナンスお任せください

公式サイト施工例で作りたいウッドデッキ見つかる!

公式サイトはこちら

寒冷地の別荘でのウッドデッキを観察・・・八ヶ岳

理論・実験、その他

時々、遠方のデッキの作り変えの見積もりを依頼されることがある。
作り変えの場合、現在のデッキが使用不可能になっている場合であるから、遠方ではあるが、なぜ駄目になったか?-どのような施工方法、使用部材は?
など、そういう興味が自分を突き動かすので
見てみたい、その一点で行ってくるケースが多い。

この現場は、八ヶ岳周辺。寒冷地なので、腐朽の進行具合は、遅いとされるのだが。
凍結深度があり、基礎は大事な要素である。

地元の大工さんが、無処理の木材に木材保護塗料塗装で、屋外使用の施工法は取ってないところが残念。

写真:ヤマトシロアリの蟻道があった。
”いたいた”と、仲間にでも会ったような気持ちだが、標高1000m近くシロアリの住むにはちょっと難しい寒冷地、しかも基礎が高くて風通しも良い。

こんなとこで、なんでシロアリがいるのだろうか?という疑問が湧き、勝手に考察。

材料は別にして、水切れの悪い施工方法に、問題があるのでは?と考える。

 

写真のように、補強用のトラスの土台に、意味不明な束みたいのがあった。
デザインかな?と思いながら、引き抜くと、そこに、水が溜まっていた。
梁を最初は、この束で支えていたのか?とも思ったが、わざわざ水切れの悪い、ほぞ差しを残したのか?
興味は、尽きない。
土台の、水切れが悪いのも、腐朽や、シロアリ侵入の一原因にはなる。

現物観察はいろんなことを教えてくれる。
でも、このデッキ、メンテが行き届いていて、腐朽箇所は結構あったが、行く前の予想より、ひどくない。気候もあるかもしれないが、あと、2年ぐらいだましだまし持つのではないか?

 

そう思いながら、中央フリーウェイを戻ってきた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました