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2010年の人工木の耐久性評価と木粉を混在させて作った人工木の寸法変化の論文から

1階ウッドデッキ

 

今から、15年前の2010年、人工木についてのつくば市森林総研の論文です。

人工木は、もうすでに2004年近辺には商品化されていたように思いますが、アメリカの方では既に使用実績があり、長所・短所も言われ始めていたと思います。

人工木はプラスティック複合材+木粉で作られているのが殆ど。

実験では、耐水性を天然の木粉の含有率で調べて行っている。成分にプラスティックの要素が多い(つまり木の成分が低い)ほど、質量の変化が低い(つまり耐水性がある)ということ。

 

 

 

 

この論文では、さすがに短期の吸水率は低く、数年かからないと人工木の寸法の変化の大きさはわから無いが、木粉の含有率が多いほど変化率が大きくなり、腐朽確率が、吸水性の大きさに連動して大きくなっていくということが言える様です。

もともと、プラスティック素材のアルミのベランダ、アルミの車庫はありましたが、そこにウッドの風味をつけて重厚な味付けを考えたのが人工木。木のイメージを持たせようとすればするほど耐久性は落ち、寸法変化が大きくなるようです。

 

 

 

古い人工木で、旧林業試験所の森にあった人工木のウッドデッキでしたが、寸法変化は大きいが、腐朽はしていないようでした。(12年ほど前)

お台場の人工木(1年前)腐朽は15年ほどではしていないのですが、割れや寸法変化が少し見られました。

メンテは必要ですね。

 

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