
2006年の夏、沖縄県の石垣島の”南ぬ浜町緑地公園”をたまたま見に行って、
ボンゴシ材(西アフリカで採れる熱帯材ハードウッド・オランダでは100年腐らないといわれたが日本では宇和島の人道橋が腐朽して落下し、研究の結果、オランダでは生息しない腐朽菌のシイサルノコシカケ菌によるものと結論付けられた)でできた展望台を観察。

作られてまだ数年の展望台だったが、すでに腐朽菌がでていた。

奥の方に怪しい子実体が見えた

近づいてみるとそれは、シイサルノコシカケのようだった。

海の見えるとても立地のいい、素敵な景色のみえるいい公園だった。
最近、南ぬ浜町緑地公園で検索すると、今だ健在だった。(2022年頃撮影)
一時期100年耐久性を信じて疑われなかったボンゴシが、シイの木の生息しない北海道以外、各地で10年ちょっとの耐久性だったことで、急速に使われにくくなっていったが、石垣島では(石垣島もシイの生息地)接合部への水分滞留の対策など早めに行ったのだろう。(水分が無ければ腐朽はしないのだから)。
思い出のボンゴシの展望台。
エルビーシステム ウッドデッキのお役立ちコラム
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