えほん村・・・・山梨県北杜市小淵沢町の異世界

えほん村を知ったのは、２０年ほど前、木皿泉のドラマ”すいか”で、登場人物としての早川基子（小林聡美）がシンギングドッグの本を探しに、北杜市に行ったというシーンにちょこっと出ていたから。

実際、中央道で仕事のたびに、ここへ寄ってみるのだが、絵本というより、木工品がカラフルに並んでいるのを見ては、この木のイメージが、この色たちが非日常感を作っているのでは？と思うようになった。

何か、定常形で納まるような（お約束感）のないところが、木の使い方であるところにまず気が付いた。

当たり前だが、いろんな色が使われて、いろんな造形が木という単一素材で表現される！

見よ、この大きいものも、小さきものも、

サンタやトナカイや橇（そり）、雪をかむった冬の樹木まで写実じゃないから余計にイメージが浮かんできやすい。

下手するとヘタウマにも思えるのが、素朴感じゃないか？

どんどん、夢がリアルな現実づいてくるから、こうした木の”かえって非日常感”のスキマ

を木で作る場合は大事にすべきと思いつく。