家の中でも巾木、廻り縁、フローリングで本物の木が使われることが減ってきた。
”本物の木材”っていういい方も、ちょっと違和感があるけれど。
外で、耐久性を持つ、つまりウッドデッキなどに長く使える木材は、国産木材に高耐久処理(圧をかけて保存剤を木材内に注入)したものは、途中1度メンテすれば、25~30年はもっている。イペ、ウリンレベルぐらいには耐久性を保持しているのは見てきた。
木材が耐久性を持たせられるだけでなく、この木という素材感がもともと植物なだけに、人にも好ましい気分を作ってくれると思っている。
塗装だけでは、耐久性を与えるのは難しい。
熱帯材も、増産は造林が難しいので、無理。いまある樹種の変わりは、やたら出てくるが、その耐久性は”そこそこもつ”というとこ。
針葉樹のような軽いもの(比重0.4~0.5気乾比重)は足元がソフトで、夏も人工木、熱帯材より表面温度はひくく、冬は逆に高い。
気持ちがいい素材だと思う。
植物との相性はとてもいい。植物も生き生きとしているようにも見える。
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