
以前から、猿橋の構造を見てみたいと思っていたけど、なかなか思い切れず、行かなかった。10年ほど前に、社員のM君が、車庫上デッキではねだしの部分が大きいところの構造を描いていたのが、この構造に近かったなあと思い出していたら、行きたい気持ちが急にわいた。
そして矢も楯もたまらず実際を見に行った。
一般には著名な観光地として知られてるが、自分はただこの構造・使用木材・防腐方法・橋の歴史を知りたくて。
豪壮な建築物をみるのもいいけれど、こうした実際に使われ現実社会の風にさらされた外の構造物をみるのはリアルな経験になる。
また、耐久性の工夫にも参考になるだろう。

自分はよく外部木材使用の建築物をみて”ここはこういう樹種を使ってる、それをこういう処理をしていると類推するわけだが、橋のたもとに、江戸時代からある老舗”大黒屋”というお店があり、そこに、資料が充実していたので、参考にさせていただいた。
近世では、
1851年架け替え
1880年架け替え
1900年に架け替え
1952年、架け替え
1984年架け替えの橋が現存する橋

跳ねだしの構造は、日本では見られない橋だそうで、中国から朝鮮半島を渡り(ただし、韓国にはみられない)日本にこの工法が伝わったと推測されている。
構造もさることながら、この急峻な渓谷に渡した橋の材料に興味はあった。そのために、まだ耐久処理がそこまで進んでいない時期、どう考えどうされてたのか?
このフィールドワークは、風雨に外でさらされ続けた木材を熱かった工事、それへの材料の加工の正当性を強化してくれるのでは?という想いだった
エルビーシステム ウッドデッキのお役立ちコラム
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