
蓬莱橋の構造を下から見上げましたが、特に梁や桁に錦帯橋と違い施工のディテールが工夫されている様には感じませんでした。

明治12年に掛けた橋ですが、その後、さすがに”越すに越されぬ大井川”、東海道の難所で水量の多い大井川で、橋が何度も流されて、その都度かけ替え・一部直しを繰り返しているのです



特別な金物、特別な材料も使わず、
釘は鉄釘、使用材はヒノキ無処理。
ところどころ腐朽していましたが、頻繁にメンテされてるので、使えないレベルには、全くならないようです。
この頻繁さが、かえって大事な建造物という事実を知らせてくれる。


ちょっと気が付いたことですが、最近の補修では、国産材の銅系保存剤の加圧注入処理材が使われ出しています。
もっと、腐朽に対するメンテナンスの手間を減らすには、注入前に橋の板、構造材にインサイジングとかLBウッドを作った思考過程をちょっと付け足すことで、変わってくると思いました。
距離が900m近くある長い橋。やはり、この橋については
基本的に長期間の耐久性はメンテナンス技術によると思いました。


昔、オランダで100年もったというアフリカ材の高耐久のハードウッド、ボンゴシ材で作られた木橋も見て観察しましたが10年ほどで腐朽。
高耐久であるものでも、メンテナンスする技術が大事です。
この蓬莱橋を見てると、頻繁なメンテナンスによって現役であることという意味がよくわかります。
エルビーシステム ウッドデッキのお役立ちコラム
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