昔のパーゴラ(藤棚)は、欠きこみや作って、構造を固定していました。外部で作る物に、雨や雪のあたらない室内の施工法を応用していたと思います。
結局、木材もそれほど耐久性がない無処理材であり、施工も腐朽原因になりやすい仕口・欠きこみが多く、耐久性のない施工法がほとんどでした。
外部で使用する、ウッドデッキやパーゴラは、まず素材自体、高耐久処理されたものを使うべきで、施工の基本も、施工前のこれらの作り物の環境をしっかり把握しておくことが大事です。
このウッドデッキは、地面に近い水分の上がりやすい低いデッキですがコンクリートが打ってあるので、腐朽菌の繁殖にとってあまりいい環境ではなく、それで外部工作物にはいい環境でした。
ついでに水分があれば、腐朽しやすいと単純に思ってしまうのも間違いで、腐朽を防ぐ貯木場の池やら、筏で昔、木材をはこんだのも、水が多すぎると腐朽しづらいからです。
植物も、多く水を掛け過ぎると枯れてしまうように・・・。
エルビーシステム ウッドデッキのお役立ちコラム
デッキ一筋30年、代表太田が一所懸命執筆中!
コメント