かなり広いウッドデッキで、そこそこ時間が経過しているが、作り直すというレベルではないし、
材料や構造を見ると、よく考えて施工されていると思った。
地面にはビニールだけど、防草シートが貼られていて、雨水を長期に滞留させる雑草が少なく、腐朽への関与はだいぶ減る。
通風も良い。また主要構造の大引きの90角は、インサイジングした注入材で、米ツガ。(どのレベルの注入か不明だが、もともと米ツガは耐久性が低いものの、防腐注入でそこそこ耐久性は担保されてる)
工事前の調査の時点。意外と大きな腐朽は少なかった。ただ、ミカン箱のミカンのように腐朽したミカン(ここでは腐った木)が他のミカンも腐らせる(健全な木も腐らせる)から、できるだけ早く交換した方がいいわけだ。
柱の金具が、弱いのでしっかり緊結されていないところは、溶融亜鉛メッキの耐震コーナーを使って補強。
LBウッドは、一般的な材寸は、ツーバイの材と同じなので、ウェスタン・レッド・シダーと同じ基準で納まります。ここ辺りは、もう使えない(使わない方がいい)レベルの物を交換している。
床板を変えるときに、床材から腐朽菌がうつって腐朽した、大引と束も交換。
最初書いたように、腐朽した材の周辺は怪しいと思い、見ておくべき。
合わせ梁も206(40x140㎜)のLBウッドで交換。
最後に、DOT散布にて修理・メンテナンスを終わる。
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