他社施工で、一応防腐加工してあるものの、やはり浸潤しにくい外国産材なので、そこそこ持っていたが、”構造の梁、などが弱くなってきたので修理できますか?”と伺い、始めた修理工事でした。
まず、こういう場合、大事なのは、構造材・・梁・桁・柱の耐久診断が大事で、打音検査で腐朽度を見て、腐朽による構造の不安定をとりあえずなくすことを考えるのです。まだ、初期腐朽の梁などは、だいぶD耐力が残ってるので、
併せ貼りの板で補強(その前に初期腐朽の梁の幹部を、DOTで殺菌し浸潤させて耐久性を担保。
柱、方杖を作り替えた。LBウッドの90角柱に40X90を抱かせたのは、上の梁を支えるのに欠き込むことは腐朽確率が上がるからです。
腐朽度がひどい梁は、変える以外なかったです。
そこから、床板を交換していくという順序です。
重要なのは、構造からです。
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