お台場の海浜公園のボードウォークは、20年以上前から観察しています。最初は、無処理のソフトウッドで出来ていましたが、その後ハードウッド(セランガンバツ)になり、現在人工木で作り替えられています。
お台場海浜公園はウインドサーフィンを楽しむ方や、観光船の乗り場でもあり、いろんなお店もあり楽しみの多い場所ですが
自分はこの場所のボードウォークを外部のウッドデッキの素材の広大な実験場とみて、長年フィールドワークしています。
直接、眼で見るという一次情報が、どんな二次情報よりも優れているということは、特にネット社会では重要になると思うのです。
外部使用のボードウォークの素材は、これが完璧というものがないようです。
決して腐らないと、言われて2010年代に一般に使われ出したプラスティック由来の人工木も年毎に欠点も見えてきたように思います。
ウッドデッキの素材は、結局その方の感覚、趣味・嗜好に起因するものだと思います。耐久性はが重要であることは論を待たないですが、それだけ追うと楽しさが半減すると思うのです。
米国・ヨーロッパでは、木材を耐久処理して使用するケースが多い様で、そちらの研究も進んでいます。
自分たちは、素材感のある高耐久処理の国産材のウッドデッキ、ウッドフェンスのようなウッドエクステリアだけの専門なので、フィールドワークで長い間いろんな素材を見続けています。

2024.4.20での人工木のボードウォーク。階段の縁が割れて、ガムテープで補修。

2025.10.13。床材が1年後浮いてきました。

幕板も”とりあえず補修”。割れが結構出る。2024.4.10

2024.4.10のへこみ。

やはり、一番大きな問題は、大きな変型。
腐らないという利点はあるが、割れたり、変形が凄いので、自宅用のウッドデッキではその辺の
欠点と、木質感が無くなる、夏の暑さ、金額高い。でのの長短所を見極めるのが大事でしょう。
ノーメンテナンスは、どんな素材を使ってもあり得ないと思います。


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