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江戸東京たてもの園の建築家前川國男の自邸の空間

小金井市

戦時中の物のない時代の建築ということだから、いかにある材料で可能な限りデザインしたんだろうとまず先入観いっぱいで見てみたのです

玄関先に積まれているものは大谷石。近年、大谷石を見ていない

一番はこの居間の大空間。一部、階段で上るロフト。

建築家、篠原一男が本で、”住宅に空間の響きがなくなった”と言っていたことをふと思い出した。特に、空間の響きという概念って何?と思いつつ、勝手に解釈したことがあるけれど、

ある人が、

”特定の生活目的や効率性(機能)だけに縛られた空間ではなく、そこから解放された無駄やゆとりこそが人間の生に響きをもたらすと考えました。”と解説していたけれど

生活目的と効率性を追求したのが高度成長期だったと思う。ただ、歴史は連続するもので更に高度化するので、無駄が更になくなっていったように思います。

唯一、磨きの杉丸太につけた棚はラワン、当時フィリピンから輸入したであろう材でした。

驚いたのは、雨戸のレールも木でできていたことです。

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