腐朽診断法は、簡易なもので、
打診法(出来上がった木部を叩いてみることで、健全箇所との音の違いから判断)があり
もう一つは、ドライバーなどで刺して、手に伝わる感覚で腐朽を判断するものもある。


説得力が増すのは、数値をはかるもの。例えば、この含水率計を使う。
腐朽箇所だと、異常に水分量が多いのでそれで判断するというもの。


これは、レジストグラフという機械を使い、細い針を差し込みつつその抵抗をグラフに即時伝えてその軌跡を見るというもの。

超音波の伝播速度を見る器械で、木材に腐朽が生じると伝播速度が遅くなることを利用したものです。
専門的な器械が無くても打診法は、昔の線路の工事をする人が、レールを叩いたり、機関車の車輪を叩いて音で異常を発見したように、常に音を聞いてると異常(腐朽)が分かってくると思うのです。


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