
DSC_0604
川崎市の麻生区にウッドフェンスのみ白くぬり、それと対比するような木ウッドデッキの材質感をそのままに。心への生物的ゆったり感は、この激流のように流れる時代にも落ち着かせてくれる。

DSC_0603

無垢ホワイトとざらつく木材の本物の感触が奇妙なハーモニーを奏でる

DSC_0601
白いフェンスは、光を受けて静かに街に同調し呼吸する。
その傍らで、本物の木材は時間とともに深みを増し、
人の心に「安定」という言葉を思い出させてくれる。
現代の暮らしは、速さと情報にあふれている。
人の心はいつしか尖り、落ち着く場所を見失いがちだ。
だからこそ、外の空間に“材木”を置くことには意味がある。
木は曇らない。飾らない。
触れれば温かく、見ればやさしい。
その素朴な呼吸が、庭という小さな世界を静かに整えていく。
ウッドフェンスの白と、デッキの自然な色。
その対比がつくるのは「静と動」、そして「調和」。
本物の木が持つ精神の安定性が、住まう人の心を支え、
日々の喧騒の中で、ほんの少しの余白を残してくれる。
木という本来持ち合わせている特徴が、軽視されてないだろうか?


コメント