お庭の様子や環境の変化によってウッドエクステリアも柔軟に変化させていくもの楽しいです。
20年経って、何かを作り足そうとしても、前に作ったものはもう腐っていて使い物にならない・・・、ということにはならないLBウッドです。
I様は緑の指のの持ち主。 いつもお庭がとーっても綺麗。
ウッドフェンスが植物の背景としてとてもしっくりなじむので気に入ってくださり、たびたびご注文をいただいています。
【Ⅰ期工事】 2011年 (平成23年) ウッドフェンス
まずは隣地境界線に沿って背の高いフェンスを作って目隠しにしました。
(画像が粗いですが、歴史、ということで。)
既存のスチール扉はそのまま利用していますが、アーチとラチスを加えて違和感なく。
フェンスは上部はラチスに、ポストキャップをつけ、続くお庭によく合うデザインにしました。
無塗装で屋外に使用できるLBウッドですが、こちらのようにオイルステインで塗装することもできます。
【Ⅱ期工事】 2012年 (平成24年) ウッドフェンス作り替え
既製品のオシャレな白いフェンスが以前からI様のお庭にありました。
腐ってしまいましたがメーカーさんも不明ですし、
同じものをあつらえてもまた腐ってしまうことも考えられるのでLBウッドで作り替えました。
気に入っていらしたデザインなので、ウチでマネっ子してそっくりに。
他社さんのデザインを模するのもなかなか勉強になります。
白塗装はオイルステインではなく、ペンキでしています。
【Ⅲ期工事】 2017年(平成29年) ラチスフェンス/既存アーチのメンテナンス
玄関脇のバラが大きくなってきたので、誘引するためのウッドフェンスをつくりました。
ラチスは誘引がしやすいですよね。明るいコーラルカラーのバラが良く似合います。
奥の通路前には防犯のために扉をつけました。
Ⅰ期工事で作ったウッドフェンスはお庭に続きます。
お庭にはラウンドがあるアーチがありました。
塗料メーカーさんとして有名なオスモ社さんのもので、当時はオスモ社さんも既製の木製品も販売していました。
現在は販売終了しています。
経年劣化も始まってきていてましたので、メンテナンスをして再塗装を。
見違えるように美しくなりましたが、こちらはLBウッドではないので、後からメンテナンスをしてもLBウッドほどは長持ちしません。 せめてもの対策として、です。
【Ⅳ期工事】 2024年(令和6年) ウッドフェンス作り替え/アーチ作り替え/アルミの扉をウッドで作り替え
I様の南側は生産緑地で緑が広がっていましたが、造成されて住宅が建ち並ぶことになりました。
当初は背の低い既製品のラチスフェンスでしたが、今後のプライバシーも考慮し、背の高いフェンスに作り替えました。
フェンス全部が焦げ茶色ですと、お庭が暗くなりそうなので、新しいフェンスは明るいグレイに。
デザインもプライバシー確保に重きを置いて、桟の太さに変化をつけた横桟のデザインです。
白いパーゴラはついにメンテナンスも不可能になったので、LBウッドで作り替えました。
同時に入口のアルミの扉もLBウッドで作り替えました。
2011年(14年前)に作ったフェンスはまだ何ともなっていません。
ウッドフェンスを土中に埋めて、モルタルで巻く施工方法ですが、埋め込む部分にはさらにそれ用の防腐剤を塗布しています。
こういうフェンスは地際が腐っているのをよく街中で見かけますが、ウチの施工では全く問題ありません。
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