植栽の背景にウッドフェンスがあると、植栽がすごく引き立ちます。
我が家の庭の前は前の家の裏側、なので前のお宅の室外機やごみ箱や物置きが見えちゃって・・・、ということはしばしばあることですね。
目隠しのためにウッドフェンスを作ったら、なんと植栽がとても映える!と思わぬ効果が生まれます。
LBウッドの色が植物となじみ、余計なものが見えなくなって植栽が強調されるからでしょう。
そのためには桟の隙間は通風を遮らない程度に狭めたほうが効果的です。
1cm程度以下がお勧めです。
植栽の背景としては横桟、縦桟、ルーバーなどのシンプルなデザインが似合います。


植木屋さんからご用命いただいたものなので、植栽はバッチリ!様々な形や色の葉の取り合わせ、下草の配置などとても美しいお庭です。ウッドフェンス背景になり、効果的です。





上部は少し隙間が広いですね。最初は他の業者さんにLB ウッドをお分けし、そちらの業者さんが広めの隙間で施工しました。桟の幅はレギュラータイプです。
環境の変化のためもっと隙間を詰めたい、とお客様から弊社にご連絡いただきました。
そこで、見えても構わない上部の隙間はそのままに、そこから下は一度桟を外してから隙間を詰めて張り直しすることにしました。
桟が不足する下部は新しいLBウッドの桟を張りました。そう!下部の古く見える材木の方が新しいLBウッドなのです。
上部の桟も当初は下部のように緑色ががっていましたが、こちらは銅系の防腐剤の色です。銅系の防腐剤の色は紫外線の影響で緑味が薄れ、黄色っぽい良い色に変化していきます。もちろん防腐効果はそのままです。上部はすでにそのような状態になっています。
下部の桟も徐々に緑味は薄れていくので、しばらくすると同じような色になりますので、問題ありません。
(2枚目の写真)どうしても植木の幹がフェンスにかかってしまうところがありましたが、幹を傷めないように細心の注意を払って、細かい細工を施しました。


立派な紅葉や松、ソテツ、石燈篭がある和風のお庭の背景としても味わい深い横ルーバーのフェンスです。
フェンスの控えも寺社などによくあるように45度でバッチリと。
庭仕事が大好きなお客様がご自身でオイルステイン塗装をなさっています。

つる性植物の誘引をしやすいのはラチス、または縦横格子です。植物がしっかり大きくなればちゃんと目隠しにもなります。ラチスにバラには特にピッタリ似合いますね。


ウッドデッキのフェンスが植え込みの背景になっています。茶系の塗装がレッドロビンによく映えます。
(株)エルビーシステム 代表取締役太田ますみ 二級建築士/1級造園施工管理技士
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