エルビーシステムの事務所でも、下の写真のようににデッキが黒っぽくなっているところがあります。
これはカビではなく、
本コラム ”メンテナンス[1]コケ?カビ?・・・・・”でお話した緑色の”藻”の枯れた姿。
(メンテナンス[1]もぜひご覧ください。)
大気中のチリ・ホコリと相まってだんだんこんな色になってきます。
そしてこうなってくるとなかなかガンコです。
緑色の藻には効果テキメンだったキッチン泡ハイターでまずはやってみましょう。
【1】 まずはじめはこの状態
【2】キッチン泡ハイターをスプレーしました。このあと庭ボウキでザッと塗り広げましたが、その状態の写真を撮り忘れました。そして放置したままにしたおきました。
【3】水で洗い流してから乾いた状態です。・・・変化なし!!! 緑色のの藻はアッという間にきれいになったのに、黒くなっている藻にはこの方法ではダメでした。
【1】板1枚ごとに洗う道具をかえました。ただし、お家にありそうなもの限定で。
上 タワシと水のみ
中 ザル用ブラシと台所洗剤と水
下 洗剤付きのボンスターと水
【2】ガシガシ洗ったところです。上のタワシと水だけの板にも泡立ったものが見えますが、これは汚れが泡立ったもので、洗剤は使っていません。
ガシガシと言っても、そんなに力を込めて洗っていません。お鍋の底のコゲを洗うよりずっと楽です。
洗っているうちに汚れが取れる様子が見えるので、力を加減しながらやって下さい。 面白いです。
【3】水(この日はまだ寒かったのでお湯を使いました)で洗い流したところ
【4】乾燥中! おおっっ!! なかなかいい感じ!
【4】はい!!キレイ!!どれも同じようにきれいになりました!
床板にキズらしきものも見受けられません。
規則的な小さいキズはLBウッドの製作時にもともと入れるインサイジング加工です。
泡ハイター+放置だけでは効果ありませんでした。
古い藻に対しては《こすり取る》、という作業が必要です。
洗剤は要らないです。水とタワシやブラシで《こすり取る》感じで充分です。
LBウッド(素材は杉)は硬い方の木ではないです。レッドシダーやヒノキも同様です。
これらの木の場合、あまりこすっていると毛羽立ってきそうな気配が出てきます。
様子を見ながらやっていると気が付きますので、そうなったらストップして下さいね。
高圧洗浄やプロのメンテの方法はまたの機会に!
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