タンニンの少ない材への注入の場合、材の発色が緑色になるため、化学反応でもう少し木としての自然な色に近づけたいと考えた。そこで、食品に入れる茶カテキンを利用し材をコーティングし滑らかにする効果も狙いつつ化学反応による発色をさせた。
作成の時期及び材料の種別により多少発色の仕方にムラはあるものの、塗装と違い全体的に自然で暖かみのある色となった。