エルビーシステムではたっくさんのデッキを長年手掛けてきました。
中には他社施工のものの修理を依頼されることもあり、デッキの構造や防腐に詳しい弊社がお役にたてることもしばしばです。
但し、LBウッドはソフトウッドなのでハードウッド(イペ・ウリン・セランガンバツーなど)のお直しは、同じような材木が手元にないため、修理に使う少ない本数でも仕入れなくてはならず、運賃を考えると現実的ではないのでご対応しておりません。
また、人工木はそもそもの素材がウッドではないので、こちらもご対応できませんのでご了承ください。
《町田市 I様邸の 柱交換 施工例》
もともと他社様施工の車庫上デッキです。駐車場内に雨が落ちるので、床下にポリカーボネイトの波板をウチで取付したのがご縁の始まりです。
正面左側の柱が間知石に直接置かれているため、水分が抜けず、そこから腐れが発生したと推測します。
アップがこれ。面全体で受けていないので、もう交換が必要ですね。
交換後の写真です。交換中は仮の束で荷重を受けて、作業します。基礎パッキンは必ず挟みます。
基礎パッキンはゴムではなく、硬質樹脂で、水が抜けるような工夫がされています。一般的には建物の土台と基礎のコンクリートのスペーサーとして使われています。
こちらの柱は4寸角なので、基礎パッキンを2枚使用し、4寸角に合わせてカット。
設置面はやることがきまっているのですが、危惧したのは束の上部が梁・桁などの横架材とどう固定されているか、でした。どこまでバラせばよいか、開けてみないとわからないのです。
こちらの現場では思いの他うまくいって、あまりバラさずに旧の束をはずすことができました。
きれいにおさまりました。
ちょっと離れてみるとこう。キレイですね。
これでまたしばらく安心して使っていただけますね!
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