++現場日誌++

2019. 3. 31. Sun 作り替え。
2019. 3. 30. Sat 国産材の使用にを相当研究した。
2019. 3. 29. Fri 昨日は、メンテでシンゴ、山ちゃん。
2019. 3. 28. Thu 森林買収が表立った日。
2019. 3. 27. Wed お客様に頂いたカワセミの写真。
2019. 3. 24. Sun メンテナンスの確立。
2019. 3. 23. Sat 基本的な問題。
2019年 3月
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  2019. 3. 1. Fri
      試作1
  
フェンスのデザインにをもっと面白く。 
 
金額も抑えられて、耐久性は元々あるから着色と形状が重点。 
 
 
ウッドデッキ 横浜 
エルビーシステム
  

 

 
  2019. 3. 2. Sat
      工場にて
  
昨日、工場に木材を引き取りに。 
元旦以来だが、ずいぶん日が経ったような気がする。 
 
機械を廻すのに、2回の工程がある。加圧での注入と減圧での他剤注入。 
 
これは、まず最初の注入。LBウッドの注入は、徹底的に内地材の強化したものである。 
 
  

 

 
  2019. 3. 3. Sun
      オリジナル性を追求。
  
隈研吾設計の新国立競技場の屋根がかり部分で、耐久性を必要とする部分に 
国産かつ合法木材で高耐久をもつ、JASのハザード基準K4での 
木材保存加工ではあるが 
 
さらに、その上に減圧での保存剤、最後に耐水性を付与して、長期対応できる自社工場で作った、LBウッドで施工している。 
 
そのデザインの可能性、色の発色を考えつつ、会社で試作品を作っている。
  

 

 
  2019. 3. 4. Mon
      良いも悪いもほぼ知ってるつもり。
  
長い間、木材の耐久性付与と、その施工状態に関わってくると、色んな事が、体験として積み上がってくる。 
 
実際、体験をしてくる一方で論文を読んでみたり、研究者にお聞きしたりして、少しずつ分かってきた事が現場に生かせるのがいい。 
 
急に、新しい素材が出て来て、じっくり見て行くと、重大な欠陥がみえてくるのは、何年かさきになる。 
 
今の時代、検証なしに、使われる事が多いので、作る方(我々)も用心している。
  

 

 
  2019. 3. 5. Tue
      今月3月号のWNで300号となる。
  
最初にお客様にウッディニュースとして送り出したのが1994年。 
 
気がつくと、25年を経過している。最初から毎月2つの現場を載せてお送りするとしていたのは、まったく変わらない。 
 
数多く施工してきたが、夜の雰囲気あるデッキの写真を頂いたのが、このお客様の現場。 
 
非常に珍しく、雰囲気も有って非常に個人的に気に入っている。 
 
雰囲気がある。センスがある!と、お客様のセンスを誉めて頂きたい。 
 
私たちじゃなく。
  

 

 
  2019. 3. 6. Wed
      構造系デッキ
  
一つ一つ現場が違うが構造の考え方はもう30年やってきてるので、どう考えるかは、みんな知っている。 
 
ここまで至るのは、数え切れないほどいろんな現場を経験したからと思う。 
 
経験はきっとものを言うだろうと思ってきたが、間違えじゃあない。
  

 

 
  2019. 3. 7. Thu
      新宿タイムスクウェアにおける、ハードウッドの耐久性。
  
この写真も古くはなったが、丁度南新宿前の高島屋の10週記念で、観察してきたボードウォークだ。 
 
南米の樹木で、比較的試されていないハードウッドだが、静かな腐りの進行で少しづつ穴があいていた。 
 
HP上にはそうした、情報が出ないので、実際に見に行くのが一番分かる。
  

 

 
  2019. 3. 8. Fri
      体験的メンテナンス考
  
はっきり言おう。 
1990年施工のイペのボードウォーク、これを2005年から見ていた。 
当時”腐り例がない”ということで、 
ボンゴシというオランダで100年持ったハードウッドが、日本で10年ほどで腐朽した有名な例をしってたので、 
自分も、天邪鬼であるから、観測を続けていた。 
 
根太を、キーでひっ掻いたら分離したので、腐朽を疑ったが、だいたい20年ほどで左の図のように、張り替えられていた。 
 
しばらく経つと灰いろになるので見分けは付きにくいのだが。 
 
通風の悪さが、イペにとっても例外ではない。イタウバなんかは人気があるようだが、イペより耐久性は劣るようだ。 
 
まだ、腐り例がでてないだけ。オーストラリアのジャラも、ハードウッドで耐久性があると言われたが、しばらくして消えて行った。 
 
そんな繰り返しである。 
 
そこそこ持つ木なら、もっと持たせる為に、メンテ方法を考えるべき、というのが、僕の持論で、それを追求してきた。 
 
例えば、イペに工場で加圧してみたが、入らない。 
当然、塗装も乗りにくい。 
 
ここら辺だなあ。木材の空隙率の低いものにたいして、後から耐久性能を付加するのは、困難。 
 
ボンゴシも、キシラ塗ってたのを見たが、気だけおさまれば、ってやつだ。
  

 

 
  2019. 3. 9. Sat
      遠き山に陽は落ちて
  
まだ、春は名のみの、風の寒さであり、陽の落ちるのも、早い。 
これから造られて行くという風景は、なぜか楽しい。 
 
いろんな季節があり、いろんな時間が感じられる外部空間。 
これが、そもそもウッドデッキがもつ楽しみなんだと 
再認識するわけだ。
  

 

 
  2019. 3. 10. Sun
      LBウッドのポイント。
  
銅系薬剤の加圧注入後に、このDOT保存剤の減圧注入が、国産木材の耐久性を高める、1つのポイントになっている。 
 
天然乾燥の木材の深部に、入れるには、中に入って行く保存剤がひつようになり、そこでDOTの登場になった。 
 
これは、工場で20年、木材を挽きつつアイデアを熟成させたものだ。 
 
体験があって、発見がある。 
 
youtube.com/channel/UCSBjYCxU6TAVRqa7RaIxMZA  
 
  

 

 
  2019. 3. 11. Mon
      公共工事に使った例。
  
工場のある湖西市が静岡県の西の端だが、工場の裏山が丁度、静岡県と愛知県の県境となる、湖西連峰だ。 
 
底を越える愛知県豊橋市になる。そのふもとに、葦毛湿原がある。 
四季折々の姿をみせ、まだ行ったこともない尾瀬のような感じだろうか? 
 
工場は場所がら、もう愛知県といってもいいようなものだが(実際江戸時代は、吉田藩・・現豊橋市、の統治だったそうだ) 
 
そこの、木歩道に採用されて、写真の様な木歩道が出来ている。
  

 

 
  2019. 3. 12. Tue
      昨日の早朝。
  
みんな、5時半に出かけて行ったが、そのちょっと前は暗かったが、すぐ闇が消え去って行くようだったが、 
かなりの豪雨だった。みんな合羽やら長靴でいったが、しばらくしたら、今度は結構な強い日差しが差して来た。 
 
まあ、そんな天気ではあったが、次第に落ち着いた天気に。 
 
春の菜種梅雨は、梅雨より雨量が多く本格的だと思っているが。 
 
2011年の東日本大震災のときは、曇りだった。多くの人命を奪い、現地に震災後2カ月弱で、大船渡の友人の手伝いに行ったものだが。 
 
町の半分がほぼ更地の様になっていた。 
 
地震より津波が凄かった。表現しずらいが。 
 
  

 

 
  2019. 3. 13. Wed
      ノ―メンテと言う言葉がHP上踊るが?
  
ウッドデッキが、生活に根差して30年近くなる。 
当時から専業にしていた会社も、スペースウッド、弊社など、数社である。 
 
近年は、どうも、根源的な理解について、業者も無頓着と思う。 
 
フリーメンテと言って、イペやら、ジャラやら、ボンゴシなど促進実験程度で利用に供せられる。 
 
持たせるメンテの技術が・・・耐久性付与から、きれいで有って欲しい、にかわり、それは尤もだが、使用を長期間出来るように、後から耐久性付与が間違いなく必要で、当然その延長にあるメンテ技術が要となるわけだが。 
 
このメンテと言う言葉が広義にとらえられて、塗れば終わり。となっているように思う。 
 
成分を知らないのは、造られる方にとっては普通の事だが、耐久性らしきものを伝聞推定で安易に使うのはどうか?と思う訳だ。 
 
コンクリートの建物も、ノ―メンテ都は行かない。 
 
ウッドデッキを始めた頃、外国産の耐久性の強い材との触れ込みで、いくつもの材が輸入されたが、そこそこ持つのは、ウリン、イペ位。 
 
それさえも、輸出国の環境問題に触れて、出荷は減ってきている。 
 
人工木は、16年の歴史ぐらいだろうか? 
これは、作る企業の国によってバラツキがある。 
 
まず、頻繁では無くても、メンテ(塗装ではない)技術をもってないと、ウッドデッキを長く楽しめないのは間違いない。
  

 

 
  2019. 3. 14. Thu
      テレビのニュースを追って見てる。(新国立競技場)
  
この日誌でも、何度も取り上げているが、2020東京オリンピックでは、従来のオリンピックと同様、合法木材使用が義務付けられている。 
 
更に、天然木を使用するにあたっては、国産材を使うことになっている。 
 
外部での雨水などが入り込む、過酷な環境で使用される為、保存処理は欠かせない。JAS基準でK4というハザードレベルを要求される外回りがある。 
 
カラマツの場合、加圧注入がしにくい、つまり保存剤が入りにくい、そのため人為的なキズの、インサイジングが大事になってくる。 
 
これにより、余計耐久性が増すのだ。 
 
  

 

 
  2019. 3. 15. Fri
      2006年、木材専門雑誌に依頼された論文の草稿
  
2006年に、ウッドデッキについて、ある大学の教授に依頼されて、ウッドデッキの今後の展望について、論文を書いたことがある。 
 
木材組織だとか、木材の植生だとか、そんなことが専門である訳ではないが、外部使用木材については、代々受け継いでいる、湖西市の材木屋での加工の経験と 
現場についても、現場社員がいてくれるものだから、施工についても多少詳しくなってるので、 
その時、自分の考えた思いを述べてみた。 
 
網羅的に成らないように絞ってみたのだが、木材から化学製品、食品まで今後環境問題に対応する場面がどんどん出てくると思った。 
 
あれから、12年、住宅における国産材の使用率が45%を超えたそうで、国産材が、もはや止められない流れのようだ。 
 
もともと、耐久性を付与することに腐心してきたが、高耐久を国産材で実現できる方法を考案し、特許をとった。 
 
同時に、その技術がメンテ技術に応用できることもわかった。 
 
写真は、ハードウッドだが、大径木が入荷できないため、(丸太割りが不可だから)こうしたたわみが出てくることを指摘したものだ。 
 
近年は、足元が耐久性を考慮しない構造で、床にイペ・ウリン・人工木材を使ったりするのをみるが、 
業界自体の信用が落ちていくように思う。 
 
  

 

 
  2019. 3. 16. Sat
      Y村君が回っているので。
  
ウッドデッキという屋外構築物の文化というか景観が、はやり始めて30年強経った。 
初期の1980年代から、続けていることになるが、長くやってみるもので、試行錯誤はあったのだが、本物の木材の良さを、外部で生かしたいというのが、 
以前から続く、考え方だ。 
 
  

 

 
  2019. 3. 17. Sun
      Y村君が回っているので2.
  
耐久性の付加、メンテ技術が本物志向のウッドデッキにかかせないのだが。 
 
これを、ウッドデッキを作り始めて10年ほど経って、木材加工と施工面で研究してきた。 
 
造られるのは、現場であるから、現場でのフィードバックは欠かせないし、それをどう考えたらいいか? 
試行錯誤してきた。 
 
最近、Y村君にもっと積極的に、うちの20年前後のデッキのお客様を訪問している。 
 
耐久性が論じられるが、殆ど、伝聞推定で、メーカーもホントの事は、知っていないようだ。 
 
・・・だろう、というザックリ感が漂う。 
技術的な裏付けはかかせない。
  

 

 
  2019. 3. 18. Mon
      二ヶ領用水の水際のデッキ
  
2003年に木皿泉脚本でドラマ化された、(すいか)のロケ地でもある二ヶ領用水の水際に擬木、人工樹木、天然木3種のデッキが見られる。 
 
この用水は、多摩川より取水して農業用水として使われ、近年は工業用水にも使われるようだが。 
水際までいけるし、桜並木もあるし、水位もそれほど高くは無いので、周辺の住民の方の憩いの場になっている。 
 
趣が確かにある。 
 
こういうさりげない、水辺は、心地いい。
  

 

 
  2019. 3. 19. Tue
      メンテナンスの重要性”
  
” 一般に高密度材は、密度が高いが故に同じ条件で腐朽菌に分解されたとしても 
崩壊  
に至るのに時間がかかることから「耐久性が高い」というのがあります。抗菌性物質の存在もありますが・・・ウリン、ジャラなどは、抗菌性の高い成分もあり、かつ、  
 
密度も高いので、二重の理由で「耐朽性が高い」と言えます。イペ材の抗菌成分については資料を持ってませんが、私共の研究室でもイペを試験したことがあり、優れた耐朽性を示した例があります。  
 
 
自然の状態で木材が絶対に分解されないということはまずありません。設置環境により、適度な水分が滞留しやすいなど条件が整えば、高密度材・高耐朽材といえど  
も 
腐朽が促進されます。同じ条件に置かれた低密度材や抗菌成分に乏しい材に比べれ  
ば、崩壊に至るまでに時間がかかるだけです。どこでどのような使い方をしても 
「メ ンテナンスフリーで数十年」ということにはなりません。" 
 
 
 
すでに、14年前、ある地域で、木材の耐久性などを研究されてる研究者の方に質問したときの、メール。  
 
 
この時期には、ハードウッドのボンゴシの日本における耐久性の低さに対し、様々な研究者が、原因を探っていた時期だった。 
 
 
固い木は、腐らないのではなく、気がつくのに、時間がかかると言うことなのだ。 
 
心腐れもおおいので、さらに力学的に、耐久性はきがつきにくいということ、また浸潤性がないので、メンテにならない。 
 
これを、知った30年。 
 
メンテ技術に、特に気を配り、施工的、保存薬を見つけ出すに、時間がかかった。  
  

 

 
  2019. 3. 20. Wed
      ポリカ屋根
  
丁度、去年の夏以降、ぐらいから、西日本の風水害でポリカの波板が、供給不足を起こしていると聞いた。 
 
そのうち、安定してくるだろうと思っていたが、どうもそうではなかった。 
 
色に依って、供給はかなり差があるが、入手困難なものが多い。 
 
ルートは、3ルートほど持っていないと、対応できないのだ。 
 
  

 

 
  2019. 3. 21. Thu
      木材の内外を守る
  
30年以上もウッドデッキをやってきて、また高度成長期の残滓の残る木材利用のエクステリアウッドを見てくると、 
一朝一夕に理解できるものではないのだが、 
 
熱帯材に過度の期待を寄せていた時代〜木の雰囲気をもつ人工物のデッキ。とう、目まぐるしく変わった。 
 
業者であっても、一般客とかわらないのは、不勉強であるときである。 
 
どういう方向性をもつのか? 
 
この辺で、今後の将来像も含めて、更に施工法、木材への耐久性付与、の外づかいエクステリアウッドの特殊性に適合できる施工・使用木材。 
さらに、 
メンテのやりかたをも、経験値から得たものを、まとめて、基礎にしていく予定。
  

 

 
  2019. 3. 22. Fri
      二ケ領用水(多摩川の増水を分散させる為、宜しくお願い致します。雨水利用)
  
いろんな、利用法を既に江戸時代初期に考案されて、複雑な用水の工事がされている。 
うららかな、晴れた日は微塵もそうした雰囲気を感じさせぬ、ご近所の人たちの憩いの場になっている。 
 
ここで、木製・人工樹木、擬木が使われており、10数年経った各種材料の実験場にもなっている。 
 
耐久性が、まず同じと仮定したら、人はどれを選好するだろう?これが、もう4回程来ている自分の一番の関心事である。
  

 

 
  2019. 3. 23. Sat
      基本的な問題。
  
ウッドデッキが1つのジャンルとして確立して行くようで、長年携わってきている、自分達もうれしい。 
 
が、時々、誤った情報がネットというなんの担保もされないスモールメディアで、書かれているのは、嬉しくない。 
 
デッキ歴30余年であるが、まだまだわからないことがおおいけれど、 
建築でも類推できる、鉄骨と木とのハイブリッドの時の留意点など、まずかかれていない。 
 
熱伝導率の違いは、長期の屋外構築物では、相当耐久年数に影響を持ってくる。 
 
勿論、高耐久である材木を基準にしてるが、それでも、腐朽への寄与?はおおきいものがある。
  

 

 
  2019. 3. 24. Sun
      メンテナンスの確立。
  
以前、野田市のハードウッドでできた陸橋を見学した時、木材にあまり空隙がないので、メンテナンスのしようがないと思ったわけだが。 
 
ハードウッドは、ほぼ1,2の例外なくダメなら、作り替えになる。 
 
ここは、水が入らぬようコ―キングしたり、キシラ塗ったりで、メンテした”気分”になるだけ。 
 
結局、通行禁止にして取り壊したのが、専門の研究者間で話題になった。 
 
樹種の選定をどうするか?についてのいい参考になるモデルである。
  

 

 
  2019. 3. 27. Wed
      お客様に頂いたカワセミの写真。
  
清瀬市でウッドデッキを作った時、お客様の家の裏が、きれいな清流になるように、川底をさらい、淀みをなくしたことで、淡水魚がすみつき 
それを餌にしている、カワセミも来るようになったと言う。 
 
そうして、カワセミを撮影する人が増えて来て、排水路のような川が蘇ってきたようだと。 
 
自然の生き物が戻ると言うのは、確かに、眼にはさやかにみえねども、 
少しずつ進行して行くので、 
ある日突然、驚かれぬる時があるわけだ。
  

 

 
  2019. 3. 28. Thu
      森林買収が表立った日。
  
以前、クローズアップ現代で、日本の森林が外資によって買われて行くことを、特集したことがあった。 
 
当然、民有林であるが、国土の70%近くしめる日本の森林は、実際故郷の森林従事者の盛衰をみていくと、 
かなり野放図になっている。 
 
大台ケ原を中国資本が買い取るというニュースにはさすがびっくりした、 
ここは、重要な水源だ。 
 
こうしたことは、ニュースにならずに潜伏している時こそ、進行しているのではないだろうか? 
 
21世紀は、資源の奪い合いになる時代でもあると思う。 
 
国産材使用の意義はそこにもあると思う。
  

 

 
  2019. 3. 29. Fri
      昨日は、メンテでシンゴ、山ちゃん。
  
10数年以上前に、練馬のある現場での、ソフトウッド加圧処理の現場を見て、憑きものが取れたように、間違っていないことが確認されたので、 
加工を施して、あと地面での細工をして、これなら、と確信をもったことがある。 
 
あとは、お客様にどう見栄えが評価されるか?だったが 
メンテに苦しまない、ソフトウッドの考え方を確立してきた。 
 
本来、プライベートな空間に、公共的感覚を持ち込みたくなかったが、 
かなり経過しても、楽しく使っていただいてると伺い、うれしかった。
  

 

 
  2019. 3. 30. Sat
      国産材の使用にを相当研究した。
  
本で知り得た知識も、重要だが、実践的に工事を行ったり、加工したあとの姿をみて、本当の姿が見えてくる。 
木材を長生き、つまり持たせた上、更に持たせられる技術、原料が外材のように逼迫しないこと、 
値動きも少ないこと。 
 
環境社会に小と言えど貢献できること。 
 
で、自然素材である、心の和み。・・・・かなり欲張ってるが、こういう条件は年々必要になってくる。 
 
気がついている方も多いとは、おもうが。
  

 

 
  2019. 3. 31. Sun
      作り替え。
  
20年近く経過すると、庭の有りようも変わってくる。家族も結婚、子供の誕生、一人立ち・・・・ 
 
一緒に住むということもあろう。 
 
そういった、生活の変わりかたを、ウッドデッキは見つめて来た。 
 
そこに、意義がある。
  






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