++現場日誌++

2020. 2. 29. Sat 千葉の西部で今日、最終日。
2020. 2. 28. Fri 海岸そばのハイデッキ
2020. 2. 27. Thu 千葉と葉山の同時進行。
2020. 2. 26. Wed 会社とご自宅をさせていただいた。
2020. 2. 25. Tue 20年以上前のデッキのリフォーム
2020. 2. 22. Sat 撥水効果。
2020. 2. 18. Tue 環境問題の重要性(2)
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  2020. 2. 10. Mon
      ドイツのウッドエクステリア事情
  
1週間ばかり、ミュンヘンに行っていた。 
ドイツは、いやイングリッシュガーデンの英国もウッドデッキという概念は少ない。 
 
フェンスなどに使うぐらいで、どちらかというと、窓枠などが木でできているという感じ。 
 
何十年前には、ドイツの校舎のつくり用として、樹木から1m木窓をはなすこと。などと出ていたことを思い出す。 
 
光合成による、水分により、その部分が腐朽しやすいという結果からでたものだ。 
 
水をどう切るかというのも、腐朽防止。と学んだ経験が、ウッドデッキにも汎用できると自分は考えた。 
そのきっかけも与えてくれた。 
 
一戸建ては殆ど見かけなかった。建物の特殊性(日本の特殊性ともいい方変えれば)そうかもしれない。
  

 

 
  2020. 2. 11. Tue
      ドイツのウッドエクステリア事情2
  
ミュンヘン市内を、歩いてウッドエクステリアを探したが、殆ど連棟型の住宅でいわゆるマンション形態なので、 
なかなかみつからない。 
 
やっと見つけて、パーゴラの小さいやつ。 
 
緑が豊富だからだろう。室内は木材が(多分、ホワイトウッド)使われていることが多い。 
 
暖かい感じに仕上がっている。
  

 

 
  2020. 2. 13. Thu
      ウッドの可能性
  
先日、下請けで作らせていただいたデッキの途中過程。 
 
外部利用木材は、今後、植林木に間違いなく切り替わっていくだろう。 
 
ドイツの環境負荷低減の努力をみてそう思う。
  

 

 
  2020. 2. 14. Fri
      ドイツのウッドフェンス
  
外部で使用するフェンスの桟は、丸棒を半分に切断した、厚さ3センチくらいのものを、時々見かけることができた。 
 
昨日?一昨日?CO2の吸収源としてのアマゾンの密林は、当初考えられていた吸収量より相当低い、 
つまり乱開発が引き起こしている(森林伐採)によるものということだが。 
 
世界的に、いまや森林は、サステナブルを基本に、植林木が主流だ。 
 
熱帯林は、自然林で、計画的植林とはまた違う方向性の森林だ。 
 
国富というリージョナルな考えも浮かぶのは、当然ではあるが、べき乗に進行する温暖化との連関でも、 
もっと注目すべきことだろうと思う。
  

 

 
  2020. 2. 16. Sun
      環境問題の重要性
  
地球温暖化により、海水温が上がり台風などの勢力が弱くなることがない、生物の生息地の流動化、 
果ては、禿山による土砂災害、気候変動による雨量の偏在。 
 
気が付くと、公害といわれた昭和40年代以上に、地球規模の変動が激しい。 
 
国家というより、個人の意識改革が必要かもしれない。 
 
地球の肺といわれたアマゾンの樹木伐採・森林破壊が、想定した以上に深刻で、CO2吸収能力がかなり落ちているということを聞いた。 
 
海藻もco2吸収に貢献しているのだが。 
 
オリンピックになると合法木材の指定が出てくるが、今後も、ウッドエクステリアは木材の使用用途として伸びてもらいたい。 
  

 

 
  2020. 2. 17. Mon
      保存剤の芯部に入れ込む。
  
弊社では、真空加圧処理で、保存剤を芯部まで入れ込もうと、30数年やってきた。 
木材を乾燥させる、樹種を変えるなどいろんな方法を考えて実践したが、 
10数年前、もう一種、 
木材深部に入り込む保存剤に目を付けた。 
 
新国立競技場での屋根掛かりでも採用していない、新機軸の保存剤の相乗効果をもつものだ。 
 
これが、特許
  

 

 
  2020. 2. 18. Tue
      環境問題の重要性(2)
  
2月初めにドイツへ行って買い物したり、町でごみ箱見たり。特に興味があったわけではないけれど、 
ぼや〜と思ったことは、ビニール袋が、もうほとんど見かけないこと。 
 
必要以上の、ごみ捨てがないことに気が付いた。 
 
こういう小さなことから、環境問題への関心が始まるのだろうと思ったわけだ。
  

 

 
  2020. 2. 22. Sat
      撥水効果。
  
耐腐朽対策という意味での、木材が重なる部分の水分滞留を防ぐのが 
腐朽確率を下げる。 
 
特に、屋外試験などでも、ダブルレイヤー(木と木の重なった部分の腐朽の進行みつつ耐久性を測る試験がある。 
 
太陽光に水平か角度付きか、どれほどの角度が付いてるか。 
 
各要素に分解して、体験も勉強も、フォローとしてのメンテも研究してきたつもりだ。 
 
基本を考えると、ほぼ予想がつくようになってきた。
  

 

 
  2020. 2. 25. Tue
      20年以上前のデッキのリフォーム
  
もう気が付いてみれば30年以上も、外部ウッドエクステリアをやっている勘定になる。 
もともとが、自分で5代目となる材木屋なのだが、 
この間、試行錯誤を繰り返しやってきたが、構造・デザインも施工も 
考えてきた。 
 
現場には、生活があり、見たらいつも、思いは過去に飛ぶ。
  

 

 
  2020. 2. 26. Wed
      会社とご自宅をさせていただいた。
  
去年、以前やっていただいた会社のデッキを作り替えさせていただいた。 
 
弊社のデッキを作り替え、人工木で根太は、よくDIYで売っている注入のSPF. 
つなぎ目が、変なとこで継いでいた。 
 
見に行って、原因やら手直し計画を練るのに、工事社員とその場ではなして、すぐ結論が出た。 
 
微妙な解体箇所もあったが、ベテランの域に入った社員だから、生かすもの、生きるもの、生きないものを峻別してできた。 
 
思考は、体験した例が多いほど、湧いてくるものだ。 
 
今は、ご自宅も作り替えさせていただいてる。デッキを始めた最初から、施工を中心に、営業は二番と規定してきたことで、 
工事社員も、多くを学んできた。 
 
工事をやるとは、今を考えるだけでなく、その先まで考えることだと思っている。
  

 

 
  2020. 2. 27. Thu
      千葉と葉山の同時進行。
  
朝の出発を6:00〜7:00で調整して、現場社員は出ていく。 
一つ一つが、いつも違うので、もういくつ作ったかわからない 
現場社員がいるのは、強みだ。 
 
家の工場で加工させたり、現場で耐久性能をどう上げるのか?一緒に考えてきたのも、 
もう20年以上前からとなる。 
 
色んな作業に接して、財産にしているし、居ることも会社の財産だ。
  

 

 
  2020. 2. 28. Fri
      海岸そばのハイデッキ
  
海岸そばは、ウッドデッキがよく似合う。 
 
潮風で木材が変質するかと、よく聞かれるけれど、塩・化学薬品に強いのが 
木材の特徴。 
 
塩も塩化ナトリウムなわけだ。よくメッキ工場に行くが、フタは木材を使う。 
化学物質が解けても木材は変質しないからだが。
  

 

 
  2020. 2. 29. Sat
      千葉の西部で今日、最終日。
  
神奈川のう〜ん、中央部で似た意匠でのウッドデッキを作ったことがあるが、 
 
いつも全体の構造の中で、納まりが変わる。 
 
あらゆる変化球に対応するチームにならないと、難しいことをやることが多い。 
 
他で、できない工事が、メーカーさん通じてくることが多い、がそれがきっととの違いであり、 
3〜4年ぐらいのキャリアでは難しいかもしれない。 
 
育つのに時間がかかり、きつい仕事である。やりがいがあっての仕事。と思う。 
 
過去30数年蓄積した、メンテ技法をやってきて、自信がついてきたので、 
これからは、他社製のほっとかれたデッキのリノベーションもやってみたいと思っています。
  






ウッドデッキ施工 横浜 株式会社エルビーシステム