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++現場日誌++
2018. 12. 31. Mon
三河杉の産出。
2018. 12. 30. Sun
足助の先輩の玄関の板
2018. 12. 29. Sat
栄養/木材腐朽条件の4
2018. 12. 28. Fri
UV(紫外線)による変色実験。
2018. 12. 27. Thu
水分/木材腐朽条件の3
2018. 12. 26. Wed
空気・・酸素/木材腐朽条件の2
2018. 12. 25. Tue
木材腐朽の条件。
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2001年 1月
2018. 12. 1. Sat
内部浸潤させる、非常に重要な第二工程のハコ作った時。
LBウッドの耐久性が、他の加圧処理木材より、耐久性を持つのは、この第二工程の減圧による、他の種類の
保存剤の浸潤に依る所が大きいことを予備実験で知った。
そこで、実地用の減圧用のハコを作った。
さらにその後に、UVで隠れる部分で、壊れにくいシリコンゴムを意図的に浸漬。
ここら辺が、従来の物と違うとこだった。実験もいつしか、10年を超えた。
2018. 12. 2. Sun
ドア、ドア。
年の瀬がせまる音を、12月に入ると少し聞く事になる。
あと、一か月切った。
工事も、詰まっているが工事は淡々と進む。昨日も、大手メーカーのデザイナーの協力工事。
デザイン主体の工事は、大きさが小さいからとか、大きいからとは無関係に、造形をどう作り上げるかが、デザイナーの意図と融合しなければならないと言う意味で、
慎重に、教えて頂きながら施工するのだ。
2018. 12. 3. Mon
輸入の丸太がだいぶ減って来た。
東三河、西遠ではまだ小さい製材工場がある。この写真は15年ほど前の写真だが、ここの製材工場は、廃業してしまっている。
丸太から材木を挽くという製材業者は、かなりのスピードで減ってきているようだ。
また、外材を扱うところも、減ってきている。
大体が、丸を四角にするという材木工場は、国産材に変わるか、外国のカスタムカットを輸入し、販売していくという業態変化が進んでいるのだ。
2018. 12. 4. Tue
事前準備。
M君が基礎を一昨日作り、Kさんと一緒に鉄骨立ちあげ。
そのあと、エクステリア業者が土間を仕上げていくので、事前準備となる。
流れのある現場のタイミングは、いつも、気を使う。
単独作業なら、うちだけで終わるが、他社との共同作業となるとタイミングも重要な要素になる。
優先順位を何パターンか用意して始めるわけなのだ。
2018. 12. 5. Wed
エクステリア・ウッドとして。
だいぶ前になるが、エクステリア・ウッドとして命名され、木材の使用法に明確な道を作って下さったのが信田聡教授。
自分は、その小冊子を何度も見ては、理論を勉強させていただいた。
その後、アメリカに多く有ったウッドデッキが、日本の家にも少しずつ定着し始め、
近年は、もう珍しい光景とは言えない。
そもそも、屋外空間の楽しみを日常化できないか?と思ってきたものだから、雑誌でも使わせていただいた、お客様の
このイメージを大事にしたいと思っている。
ウッドデッキは、ボードウォークではない。留まる場所で有るわけだ。
2018. 12. 6. Thu
ウッドデッキに理論をくれた方。
この教授に、一度だけお電話で質問をさせていただいたことは覚えている。
何をお聞きしたのか?覚えていないが。
お聞きする事より、お話できる喜びが大きかった事を覚えている。
お忙しいであったろうが、丁寧にお話して下さった。
この教授の、編集された冊子は、何度も何度も読ませていただいた。
ガードレールの話は、米松への浸潤性が単に加圧注入だけでは、低いことも、目で見、経過観察すると、わかったが、処理前の事前処理の大事さを認識できた。
”井戸を掘った人”と僕の記憶にある。
2018. 12. 7. Fri
環境問題に関わる。
2018.vol44.No6の雑誌”木材保存”の巻頭言を昨日ご紹介したが、
長い間、読み続けているが
木材全般の中での、耐久性の概論が記事として出稿されたのも珍しい。
しかも、木材について長年、お名前を聞く有馬先生が書かれている。
軽く経済変動20年周期説から、時代の変遷を動と静と定義しなおして、検証しつつ、
今後を動の時代としつつ、環境配慮に、木材は欠かせず、
(大きな循環)・・・太陽エネルギーを使ってまわす、林業。
(小さな循環)・・・原料のリサイクル。と分別している。
こう定義しなおすことで、見えてくる問題提起をされている。
(続)
2018. 12. 8. Sat
国産材樹齢分布。
・・持続可能な資源・・という言葉が、簡単に議論されるが、実際ランドプランがあって、その資源の消費と育成のバランスを考える時代がまさに到来してきつつある。
戦後に造林された人工林は蓄積量が増えているそうだ。
かなりの伐採できる樹齢の大きな木材が若い木材よりも分布を増やしていると言うことだ。
適令期で伐採し、植林しての循環が持続可能だが、このサイクルは、草花で無いだけにロング・タームになる。
これから、国産材比率を上げると政府の指針が出てはいるが、この循環が故郷で、難しく感じる。
2018. 12. 9. Sun
年末を急ぐ。
なんだかんだ言いながら、12月になってしまっている。
どんどん時が過ぎて行くのが、わかる月になってしまった。
工程も身動きできないように、詰まってきた。
たいした雨が降らないのが、助かるといえば助かる。
もう、仕事初めの来年までも、見据えることになる。
2018. 12. 10. Mon
雑誌、木材保存。
自分は、材木業の一部分、木材の耐久性を伸ばすエクステリアに特化した仕事を、いつの頃か気が付いたらやってたと言う事になる。
(木材保存協会)という社団法人があり、そこで出している薄い雑誌だが、仕事で割り切るとつまらない本でも読まなくてはと思うが、元々好きだったんじゃないか?と思えるほどの期間愛読しているようだ。
殆ど、取るに足らない文の一行に新しい知識を見だしたり、実際の状況と違ってたりしたことも、物凄く疑問に感じて書いた研究者にお聞きしたりして
教えていただいたり、身体の一部になっているような雑誌だ。
呼吸をするように無意識に読む。
今回、特別寄稿ということで、木材研究では、自分が過去読んだ専門書に高い頻度で出てこられる有馬氏が40周年記念講演会”木材研究の過去と未来を繋ぐ”での
テープ起こしの文が載っていた。専門的な材木の中のまた特殊な話で、殆どの人がその方法論について、興味ないことだろうと推量する。
自分はとっても、面白く
学習させてもらえるが、この中で、一点、ああ自分もこうだな!と啓発されたとこがあった。
”各々の専門性を活かすためには、各々が謙虚に物事を考えることが大変重要です。
専門性ですが、押し付けるのではなくて、相手がどのレベルにあるのか、どういうことを論点におくかということを、冷静にきちんと押さえた上で対応しないと
説教になってしまいます。”ってとこ。
なかなか、木材について、暗黒時代が続いて振り向きもされない時代を生き抜いてきた研究者の面目躍如の部分とおもった。
ついつい、いい気になって夢中でお客さんと話してると、この点を忘れてしまいがちになってくる自分もハッとしたところだ。
反省しきり。
2018. 12. 11. Tue
遠き山に日が落ちるのが早い。
高低差のあるデッキでルーバー。
冬時間なので、すぐ暮れる
2018. 12. 12. Wed
広いデッキ。
庭の殆どがウッドデッキ。現場ついて、4時ちょっと前か?人数はここまで多く入ったが、ここから細部の造作が残る。
室外機カバーやら、水栓上げの工事。
こういう時に、雨が降る。
2018. 12. 13. Thu
フェンス取付。
一昨日まで、デッキ床を作って、柱も立て昨日は、早朝少し雨模様だったが、時々晴れ間も出た。
一気にフェンスの桟を取付。
残るのは、お客様が買ってくるエアコンに合わせて、室外機を作ることだ。
これは、数日先になる。
2018. 12. 14. Fri
昨日T期終わる。
ほぼ完成した。あと、室外機を入れて頂いて、室外機カバーを造れば、完成となる。
あと2週間、ゆるい工程にしておいたが、様々な工事以外に、先乗りして、工事を俯瞰する作業が絶対ある。
工事する前に、予習無しは、うちでは無い。
問題点を、先に出しつくすわけだ。それが営業段階と言うこともあるし、工事ちょっと前と言うこともある。
兎に角、予習は勉強ではないけれど必要だ。
工事終わっても、復習も。これで工事技術を上げて行こうと思っていたからだ。
2018. 12. 15. Sat
更新講習。
3年に一度の、木材保存協会の更新講習に昨日行ってきた。
木材保存士という、日本木材保存協会で出している資格だが、ここで講義を受けて、木材耐久性の原理を知る。
ということもあれば、もう長い期間経つので、仲間もできて、情報交換もある。
講義する先生と、お電話で疑問の原理を伺うと言うこともできる。
長い、長い、期間の積み重ねが、LBウッド開発につながっている。
いつも、技術は小さい所で動いている。
そこを、確認できると言う利点も大いにある。
2018. 12. 16. Sun
残存耐久先数。
人間でいえば、(余命)とも言うべき数字だが、色んな変数が必要になってくる。
今までもデータを取り寄せ、色んな局面での腐朽の促進係数をひっぱりだして、実情に近づける作業をやってみた。
地面の状態から、風乾しやすいのか?とか、それを数値化して、過去事例との比較してみた。
この段階で、工事の進捗における、肝要点を整理できたようなきがする・
2018. 12. 17. Mon
木材保存の本チャン。
木材保存といっても、一般の方に説明されてる文章が露出ぢが低い。
お客さんには、納付塗料を塗ったぐらいのレベルと思われていしまう。
本来耐久性もなく、熱帯材と比べ劣っていたものが、保存注入、撥水の低減でその熱帯材を凌駕することが、理論的に確認できる。
多くは書けないが。それは、可能であることが10年以上前から気が付き、実践してきた。
理論的主柱なくして、たまたま出来たと言うことで、満足するわけないじゃん。
2018. 12. 18. Tue
鉄骨利用ベランダ工事。
朝から、昨日来の雨が残っており、工事は、雨天決行と行かないものが二現場。もう一現場は、天気と無関係にできるも、他の工事との進捗具合追い越しそうで。
あと、10日ない。
年内は来年に持ち越さない。
来年は、もう、一月がほぼ埋まりそうな気配。
2018. 12. 19. Wed
14年ほど前に、書いた論文。
この時、20年ほどエクステリアウッドに携わっていたが、今後の”エクステリアウッド、の将来を俯瞰する”というテーマである専門誌に依頼を受けて出稿。
これを執筆する時、様々な材料、施工、古代・近代建築を見ていた経験から、もっと突っ込んだ考え方に収斂した。
いたずらに、単材の耐久性だけで論じるのでなく、耐久性を施工の方法論、メンテナンス論議も加えて総合的に記述した。
そのとき、ふと、”永久に持ちます。””腐朽しません”というウソを排する為に、(腐朽確率)という概念を思い付いた。
この確率を減少させる技術が、進歩を生むと思ったわけだ。
近年、商売上の耐久性が、非科学的に論じられている。・・・一犬嘘にほゆれば、万犬実を伝う・・状況にネット上なっている。
ここでは、水分の蒸発が木材に悪影響を及ぼすことを考えて、対策した。
2018. 12. 20. Thu
知ってる人は意外といない。
自分の場合、経験主義者の傾向が、生まれついたど田舎という環境上かなり強い。
先生が本を元に説明して下さっても、理論は理解できても、目で見ないと安心しない。(良い癖なのか悪い癖なのかもはや分からなくなってるが)。
30年以上前、木材保存でかなり重要性を担う、木材の浸潤性の議論の時に、(ヘムロック・・米ツガ、は浸潤性がいい)と聞いていた。
静岡県の湖西市で木材保存の作業から、注入後の木材の再割をやってたが、
”おいおい、本当にヘムロックって注入性高いのか?”と疑問に思ってきた。
田辺港近くの取引先から来た、ヘムは注入が十分入っていた。
頭がこんがらがって来た時・・・・ヘムは、ファー(モミ)混じりで、ヘムと言ったら混在してきていた。
あまり、樹種間の性質が軽微なので、気に留める事もなかったが、ヘムの浸潤性が悪いのは、気になった。
こんなこたあ、論文に出ていない・・・・。そういう不信感もあって、保存剤注入の木材を変えている。もうずいぶん経つが。
長い間、、ちょっとした疑問が解消した。富山県農林水産総合技術センター木材研究所・栗崎宏氏より。
2018. 12. 21. Fri
直観。
エジソンは発明王として有名である。これは、誰でも知ってる衆知の知識であるが。
では、ニコラ・テスラはと言うと、知ってる人はかなり少ない。
テスラがいなければ、電気の普及も、これほど進展していなかっただろう。
そのテスラの名言 ”直観は
知識を超越する。
われわれの脳の中にある
素晴らしい組織に比べれば
論理や計画的な努力は
取るに足らないものになってしまう” とちょっと変人扱いされそうな、(実際されてたようだが)言葉がある。
論理を追って行くのもいいし、また閃くこともある。
この保存剤を、もう一度加えたのは、保存の強化と、紙にしみた時燃えないことからのひらめきだった。
論理は、勿論。わからない。
が、現実そうなのだ。
2018. 12. 22. Sat
あと一息。もうちょっと。
年末に、連休があるのが、師走の風を緩めるようで。
自分としては、一気に!と思うものの、天気の制約がありうまくいかない。
一昨日、終わった現場でお客様とお話してたら、竪樋の出口について、ご意見を頂いた。
この辺、非常に微妙な感覚だが、よりベターな方ということで、方向を変えるように言っておいた。
作ったものが、満足いかない物になると言うのは、うれしいわけないじゃん。
2018. 12. 23. Sun
手の届く感覚
PCの発展・応用によって造られる製作物の予想も出来るようになってきた。
当たり前だが、これはイメージで有るわけで・・何にもないよりましではあるが、実際造られると、微妙な一人一人の感覚で変化がある。
建築の様に等身大で無い物なら、粗い位置関係でもいいのだが、
ウッドエクステリアでは、ちょっとした位置関係が木になるものである。
終わってからでも、微妙な位置関係を考慮して少し変えると言うことも、やっている。
2018. 12. 24. Mon
工夫。
ベランダ下に屋根をつける場合、一挙に、屋根をつける方法もある。
この場合は、鉄骨も隠れてすっきりするのだが、(メンテナンス)を考えたとき、
覆い隠すという選択は、しない場合が、我々の場合は多い。
水を受けきれる樋を2つまわすことになるが、後々のことを考えると、メンテが楽になる。
2018. 12. 25. Tue
木材腐朽の条件。
温度。
水分。
空気(酸素)。
栄養。
この4つの条件のうち、一つでも満たさなければ、木材の腐朽は、かなり低確率になるわけで、木材の耐久性のイロハのイのようだが。
意外と、この4つの条件を要らない知識、多量の間違った知識の流入によって本筋論にならない事がある。
温度・・・シベリアの凍土で、マンモスが生前の姿を残したまま、発掘されたとかいうニュースを聞かれた事があろうかとおもうが、
腐朽菌やら、たんぱく質を分解する菌などは、適度な温度下になければ、活性化しないのだ。
北半球では北に行きしかい、温度が下がって腐朽しずらい水平分布と高山になれば寒くなり腐朽しずらいと言う垂直分布っていうのも、中学校でやったけれど。
高山に行くほど腐朽しずらく、シロアリも生活しずらくなる事でもりかいしやすい。
2018. 12. 26. Wed
空気・・酸素/木材腐朽条件の2
これも、基本中の基本であるが、なんだか、講義となるとテスト勉強的に考えて、普段の経験から、取れる物を忘れてしまいがち。
木材が、貯木場の水の中にしばらく保存されてるのか、考えればわかる。
バクテリアが多少喰ったとしても、それほどの大きなもんだいではない。
水に酸素が多少溶けてるとしても、それがために普及の大きな問題にはならない。
時々木簡が出土して、よくぞもったものだと言うが、地中の酸素は薄いし、また旧丸ビルの杭として使われた米松に殆ど被害がなかったが、酸素の供給が悪く、
腐朽しずらかっただけ。
2018. 12. 27. Thu
水分/木材腐朽条件の3
木材腐朽条件の、水分・栄養は、コントロールできる条件だ。
水分がなければ、木材が腐朽する可能性は低い、また多すぎる水分も
腐朽には適さない。
先日、貯木場の話もでたが、水に沈めて腐朽を遅らすという方法でもわかるし、
屋根の下に置いた木材も腐朽確率はグンと低くなる。
根太と床の接触部がよく腐朽しやすいのは、適度な水分が、いつまでたっても無くならないからだ。
2018. 12. 28. Fri
UV(紫外線)による変色実験。
UVにより、劣化する建築構成物は結構ある、というより、どこまで破壊に耐えうるか?が問題になるけれど。
ここでは、木材の表面の色相の変化を試している。
2018. 12. 29. Sat
栄養/木材腐朽条件の4
栄養と言っていいのか迷うが、腐朽菌やシロアリにとっては、間違いなく餌になりうるのが、木材である。
この木材が、こうした外敵から守る為、木材に5%程度の抽出物質が成分としてある。
これは、比重が重いだの、固いだのといった力学的性格とは一線を画すことは、学会でも定説化されているようだ。
重ければ、空隙率が低く、水分の侵入が避けられやすいというとこに、腐朽しずらさはありうるが。
で、この無栄養化をはかるため、加圧で保存剤を入れ込むという対策を取るのだ。
塗装レベルではいかんともしがたい。
2018. 12. 30. Sun
足助の先輩の玄関の板
この分厚さ、無節、十分時間かけて飴色に美しく揃ったもので、さすがに
名古屋木材さんが、寄進されたものである。
ここに来る度に圧倒される。この材質感に。
2018. 12. 31. Mon
三河杉の産出。
飯田線東栄から少し、奥に行くと東栄町の中心街が現れる。
ここの、三河杉など、一種ブランドだった。
伐採期に十分来ている杉の搬出は増加の一途だ。
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ウッドデッキ施工 横浜 株式会社エルビーシステム