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++現場日誌++
2018. 10. 31. Wed
LBウッドの歴史3
2018. 10. 30. Tue
LBウッドの歴史2
2018. 10. 29. Mon
LBウッドの歴史。
2018. 10. 28. Sun
激しく変わった天気。
2018. 10. 27. Sat
国産材の優位点。
2018. 10. 26. Fri
地球温暖化による気候変動が目に見えてき....
2018. 10. 25. Thu
LBウッドの開発、内部浸潤の見える化。
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2001年 1月
2018. 10. 1. Mon
家の歴史と、木材看板。
明治の初期に、山仕事に携わって自分で5代になる。
先祖さまの努力で、持ちこたえている。
単なる、山奥の木こりの延長で生活してきたようなものだが、
その節目節目に、先祖さまの努力があった。
時代も21世紀。
木材も、情報過多で、濃度の薄い情報が流れる時代。
これからは、木材に置いて、”存在論”がより重要な思考の原点にならざるを得ないと思う。(哲学的に行ってだけれど、発想の過程にだけれど)
もう、古くなった家宝的扱いの刷り看板。
自分以外は、これらがつながらないのだろうな、きたない刷り看板!てなものか?
2018. 10. 2. Tue
来週工事予定。
来週再開予定の現場をM君見に行く。
台風一過で、良い天気だが。昨日の夜は、非常に強風が!ということで、
伊勢湾台風程の熹gがと聞き
驚いた。
亡き父が、伊勢湾台風で、山に行ったら風倒木(ふうとうぼく)が、辺り一面にあり、驚いた話をしていた。
自分は、夢うつつの小さい頃で、記憶がはっきりしていないが。
こんな台風が、これからも来襲するとのことで、一体どうなってるのか?
気候変動のメカニズムを細かく知りたいくらいだ。
2018. 10. 3. Wed
大停電
首都圏はそれほどでもないが、工場のある静岡県西部は
台風の影響で、浜松市含め、大停電。
中部電力の範囲で、特に西部がひどい。
工場は電力がとまり、電話もつながらない。4日復旧の予定だそうで、ちょっと出足が止まった。
西日本の水害で、この現場も本来なら屋根材が届かない予定が奇跡的に台風前に工事を終えた。
強風のなかでも、屋根も飛ばず、壊れもしなかったのでほっとした。
2018. 10. 4. Thu
さすがに。
M君が、材料の上げ下げ、大工道具の上げ下げを考えてくれたので、思ったより仕事は進んだ。
あとテント屋の工事をまつばかりだが。
今年の台風は猛威をふるい、風速も強い。
雨も降る。
振り過ぎる。
静岡県西部の工場も、やっと電気が通った。
2018. 10. 5. Fri
フェンス隙間調整
天気に右往左往しつつ、現場も雨でも出来る現場、他業者の入り方により、日程調整が忙しい。
暑いのか寒いのか分からなくなってきた季節。
急遽、下請けで変更箇所あった現場をやらせていただいた。
日程をピタッと着地する為には、先に先に手を打たないと迷惑垂れ流しにするのが怖い。
2018. 10. 6. Sat
期待しているが、見えるか?
コンペで採用になった、隈研吾氏の新国立競技場のニュースは、ごくたまに耳にする。
特に完成形は見えなくても、屋根の軒の出たところのトラスの実物を見てみたい。
ニュースや写真の映像でみても、本物の代用にはならない。
国産木材の耐久性の可能性を見せるものだけに、一度、是非一度みたい。
2018. 10. 7. Sun
基本的な搬入、搬出経路問題。
工事をするのに、材料・大工道具搬入、反対に現場で出たゴミを搬入。
しかも、作業効率を決める搬入経路がある。
首都圏は、広く見えても材料の搬入搬出を、よっく考えないと大変な難工事になったりする。
家も高層化してきているし。
この現場物流とでもいえる、作業性がまず先に立つ。
ここの経路によって金額も出来栄えも違う。
自分達で積み込みをして、多方面で作業をいている強みをだせるとこだ。
2018. 10. 8. Mon
さてと、明日から。
工事はもっと進行してるが、現場の雰囲気を出す為の写真だ。
工場のある静岡西部に行く時、あるいは帰るとき、天気の変わり目を感じるとこがある。
それが、御殿場付近だ。
ここだけ、雪とか雨とかいう事がある。
2018. 10. 9. Tue
同じ復元住居だが、左5千年前、右2千5百年前。
町田の博物館に、縄文時代と弥生時代の建物を復元したものがある。
外観からみたって区別付かない。つく人、いるだろうか?
2018. 10. 10. Wed
山登りの、いや家までの階段。
工事、再開!
あと、明日入れて2日。
昨日は、もうひとつ、武蔵野市へ、台風後の点検で伺う。15〜6年。
今回の台風は、吹き上げが大きかった。
2018. 10. 11. Thu
ちょっと残った。
最後の最後に、少し残って、今日二人行く。
ディテール部分だけれど。
2018. 10. 12. Fri
登る通路の一部。
気候変化に慣れた頃にフィニッシュ。
天気が良くてよかったが。
今日は、もう次の現場に6時15分に出かけて行った。
酷暑で無くていい。
2018. 10. 13. Sat
気が付いた。
屋外に使われだして、大分たつウッドエクステリア。弊社は、デッキ専門会社としては、多分先に始めた口であろう。
長い間やることで、実際に作り、その経年変化もリアルに見てきたし、
メンテ、直しも出来るようになっている。
どう言う部分が腐りやすいか、どういう環境が腐りやすいか?
つねに見ているので、
色々考えてきた。
意外と小物が耐久性が悪いのが、分かってきた。(写真はチーク)
2018. 10. 14. Sun
故郷の隣町で。
静岡県も最北部で南信濃の入口の様な水窪町で、自給自足の生活をしていた、広山さんに会いに行った時の写真だ。
たったひとりで木材加工工場をやっていた広山さん。
方丈記のように、狭い小屋を作るにあたって、基礎造り、コンパネもないので矢板のように杉板を使った。
2018. 10. 15. Mon
LBウッド説明。
現代社会はネット利用がますます進行している。活字すらも印字されずに、ネット空間の中で、ご説明する機会がものすごく増えてきた。
専門紙のように詳しく説明すれば、良いのだろうが。なかなか、その辺を楽しく面白くご説明するというのは、難しい。
3分で説明できるように考えた方がいいと思っている。正確性を期して場合と条件を一回で説明しきろうとすると相当長くなる。
自然公園の設計方針にたいして、公的に認めている表が公開されている。
(自然公園等施設技術指針H26.7・環境省作成)
値段をX軸、耐久性をY軸に取って、LBウッドの位置を出してみた。
2018. 10. 16. Tue
LBウッド説明2
昨日の環境省による、木材の耐久性比較表は、説明が必要である。
スギの耐久性が低いのだが、これは少し異論がある。耐久性という時、芯材の耐久性で比較するが、芯材の耐久性は、経験では人工林のヒノキもスギもあまり変わらないようだ。
ジャラは近年入ってこなくなっているが、ユーカリ系の木材である。
思っていた程耐久性がないなと、認識したのは大涌谷の黒卵をのっけるスノコで見た時だ。
正確なものとして、定理のように考えるのはきつい。
ざっくりとした、比較表と見た方が、正解に近そうだ。耐久性云々+メンテのしやすさ。
メンテ無しをうたっても、コンクリートでもメンテが必要なことは、ご存知かと思うが、
メンテのしやすさ、質感と耐久性の延長。こういうテーマをもつと、もっと広がると思うのだ。
2018. 10. 17. Wed
篠原一男。
以前、近代美術館にいって、戦後の建築の変遷の一部の展示をみた。
それについてここで書いているはずだが、記憶に強く残っている篠原一男の言葉を、引っ張り出して来た。
僕は、一介のデッキ屋であり、建築史どころか、建築そのものも専門分野ではないが。
”失われたのは空間の響きだ!”という言葉、これからたくさんの連想をしてしまう。
住宅の意味を考えてしまうからだ。
(収容ボックス)が住宅ではないと思う派の自分。
2018. 10. 18. Thu
出荷前。
工場から出荷するのに、邸名ごとに、結束をして出荷をまつ。
丸太より挽いて作るのだから、基本的にはどんな材寸(内地材に限る)も
作ることが可能である。
特に、出やすい柱材、床材は大量にストックしているが、
今年の水害の影響で、一時停電で機械自体が動かなくなってしまったことが、ごく最近あった。
比較的遅れやすいのは、小割り材だ。
フェンスの桟に使われるものだが、全てプレナーで削るので、若干遅くなる。
温度で養生をする必要があるので、温度が低くなる秋から冬は、少し先に手を打つ必要が、毎年出てくるのだ。
2018. 10. 19. Fri
傾斜地のデッキ。
傾斜地デッキは、すでに30年以上前から、ちょっとずつ作ってはいたが、
基本的な需要は、別荘地に多かった。
軽井沢など寒冷地が多くて、凍結深度を考えながら作ってきている。
その後、首都圏の郊外でも多くなってきた。
基本は、基礎!、この作り方で相当経験してきた。過剰に気にするのは、まず基礎。
一番は基礎の作り方だ。
2018. 10. 20. Sat
鉄骨架台デッキ。
準備が結構長いのがこの種のデッキ。
まず、設計されたら、鉄骨を加工する為の寸法どり。
高さは、現場調整できるが、桁・梁はしにくい。
基礎造りと建て方時はうちの施工社員も勿論ついて、次への工程の準備をする。
無駄なく、正確に作る為初期段階から入って行くのがうちでのやり方である。
ここは、異素材の組み合わせでは大事なポイントである。
2018. 10. 21. Sun
階段寸法作って、のち、納め。
U君のみ残して、みな現場に行った。
彼に頼む事が、二つばかりあったので、それを終えてから
現場から、聞き取った階段寸法で階段を作り付けるのが午後。
最近天気もまあまあいいので、現場は進む。
LBウッド開発して11年知らぬ間に経った。1っ種類の保存剤の限界や、加圧処理前の、木材の加工の必要性、施工での耐久施工、のちのメンテ方法。
これらを、見逃さないでやってきた事を結実させたものになっていると思う。
2018. 10. 22. Mon
14年前の野心的な施工
辻堂駅そばに、14年前作らせていただいた二階デッキ。
非常に目立つ場所にある。
ここで、ウッドデッキの角を丸くする施工を試みた。
曲面は、なぜかわからないが、多分鋭利なイメージが弱まるのでデザインとしてやさしく感じるのではないか?
1階のウッドデッキの曲面(フェンスつき)やら、前面を円に内接する多角形をイメージして作ル事もある。
町並みがやわらかくなれば、それだけの価値もあると思う。
2018. 10. 23. Tue
途中総括。
10月も間もなく終わろうとしている。年末も見えてきた。
こんな中で、中途半端な時期であるが、今年の来し方を思い出す。
憶えているのは、大雨がやけに続いた事、(被害にあわれた方もニュースでみてると、相当多いようだ。)酷暑。
これらが季節を凄い腕力でぶち壊してくれた。
ここんとこは、天気は安定してるが、一度こういうのが来ると、来そうだとなってしまう訳だ。
温厚な季節さんのうちに、進めていかねば。
本日2現場。
現場の下見もある。
早朝、毎年と変わらず寒い。これは、平均点か?
2018. 10. 24. Wed
基礎から・・階段・もう少し。
一歩づつ。
ウッドデッキを作り始めた1985年代は、アウトドアでこんな生活も出来る、あんな生活も出来ると想像するのが先だった。
30有余年、やって来る間に、実際に作られるときはどういう工法がいいのだろう?とか、
どう、メンテナンスしたら?とか、そもそもソフトウッドで耐久性を伸ばすのに、
どう素材を作り上げたらいいのか?
それが、作りつつ考えてきたことだった。
2018. 10. 25. Thu
LBウッドの開発、内部浸潤の見える化。
実際、国産材ソフトウッドの耐久性を更にアップする為、長年携わった木材加工、保存剤加圧注入などを頼りに
経験値を、公的研究所の研究成果と連動させてよりよい方法を模索していた。
保存剤加圧注入について、説明し、理解して頂くのは、行数で短くかけない。
ネット社会での中で、まず読んでもらえなくなる。
単刀直入に結論から・・となると、感覚的な言葉に置き換わり、
言葉だけが都合のいい独り歩きをする。
数学の論証問題と同じで、論証に、カタストロフィがあると、もうつながらなくなるわけで。
この使い方の、広がりが制約がかかっているようだ。
しかし、論を進めなくては、原理を分かって頂けない。
内部浸潤の様子を、呈色液の着色で見る事が出来る。この写真左。
ここが、LBウッドの大事な点である。
内地材の特性を生かせる方法でもある。
ここまでだけでも、さわりのさわりで充分長くなってしまった。
2018. 10. 26. Fri
地球温暖化による気候変動が目に見えてきた。
来る台風、来そうな台風。これが最近やたら、大物が来る。
海水温の上昇やら様々なエレメントの複合で、風水害もでかくなって猛威を奮う。
どういうメカニズムかはまだ解明されていないが、予防原則では、地球温暖化にからむことは、抑制する。・・疑わしきは罰する、という風だ。
熱帯雨林の伐採の抑制、プラ廃棄物の抑制・・など、昔の健康への害としての環境問題から、
インターナショナルな問題に変位している。
2018. 10. 27. Sat
国産材の優位点。
近年、輸入材の丸太はだいぶ減少している。
原産国で付加価値を付ける為、常識的な寸法で切りそろえられたものが多い。
フリッチを割るということも無いではないが、フリッチ(肉のブロックのようで、あとから、切り身にする)では、無駄が出る事が多いと僕は思う。
構造材などの桁・梁に使いたくても、原木から切るわけがないので、
近年では、2x4,2x6,2x10,2x12の板で合わせ張りにする事が多い。
構造は常に、荷重と梁背の関係であるので、規格だけで追うと、耐荷重に応えられないケースもある。
やはり、丸太挽きは大事だと思う。エクステリアで使う木の場合、どうしても強度確保できる材を使う。
よく、外国産の板物が、撓んでるのをみるにつけ、そう思う。
2018. 10. 28. Sun
激しく変わった天気。
昨日は、朝方雨が結構降った。
予測では、降ったりやんだりの天気と言うことで、現場も終わらないだろうと予測したが
結局2現場が終わった。
ここのところ、よく”大気が不安定”と常套文句の様に、天気予報で言うようになった。
エクスキューズのように思ったが、どうもそうではないみたい。
2018. 10. 29. Mon
LBウッドの歴史。
特許取得のLBウッドを、実際工事に使用して10年を超えた。
そもそも、ウッドデッキをエクステリアの一部と位置づけられた時は、
やわらかいソフトウッドであった。
勿論、公共工事に提供されるボードウォークは頻繁にヒール、革靴で多くの人が行き交うので、
ある程度の表面の固さを必要としている。
地球環境問題に限って言うなら、植林木を使うのが一番いいはずだが、
ここでその材木を、無処理で使うと、本来の耐久性のみになり、
頑張っても、耐久性は低い。
もう工場で30年以上この保存の問題に出くわし、外部に使うことに傾注していたので、
国産材の保存剤浸透、外材の浸透はイメージ出来た。
この保存処理をさらに、強化すべく、この間に、木材の加工をやりつつ、目的に集中してきた。
様々な保存技術の上げ方があるわけだが、自分は現場社員と、DOTの減圧処理をある先生に教えを乞い、真空加圧の減圧利用の際の、気圧差で早く入れる方法をにしてみた。
従来の保存剤を加圧でいれるに、濃度を、エクステリア基準にし、DOTの水槽を作った。
従来の保存剤に混ぜると、銅系の保存剤が壊れるからだ。
2018. 10. 30. Tue
LBウッドの歴史2
減圧時に一気に、DOT入れる為に、その気圧差に耐えうるように水槽を、
東大で、化学専攻され、長い間その研究と実際の現実をご存知でいられる
荒川先生に、工場に来て頂いて
教えて頂いた。
自分は、シリコンゴムについての論文を一読して、撥水性について長い事色々な種類の薬で試したが、今一つで、こっちの工事との組み立てとの相性まで
考えて、使わせてもらおうと捜し、
仮番の時に、シリコンゴムの特性と、実際の使い心地を確認した。
で、そのついでと言っちゃなんだけど、DOTを教えて頂いたら、過去
メンテの技術で、使って効果bのあった固形物と成分が一緒で驚いた。
まあ、そんなわけで、長所、短所をわきまえて本格始動に踏み込んだ。
2018. 10. 31. Wed
LBウッドの歴史3
予備実験を経て、確証を得て、工場で実際に現場社員に作らせた。
作りつつ実物のデッキで、より変化が分かるというもので、いわゆる促進実験の様に、室内でコントロールされるものでなく、
樹種だけでなく、施工までかかわる実験となった。左写真の右がLBウッド、左が無加工の工場で挽き割った米ツガ。
何だか、左の方がきれいに見えた。
今度は、田んぼ側からみているので、右写真の左がLBウッドデッキ、右が米ツガデッキ。
デッキの足をわざと、農業用水路に分っ込んだが、両方とも、足元上下15pは、土中に埋める時の保護のための防御剤を塗っておいた。
2008年10.16だった。
ワクワクした。目で確かめられるのだ。自分の経験値と、理論(研究者)の融合で、どうなるか?
ただ、時間は当然かかる。最後の最後まで看取るわけで。時分が最後まで看取れないことは、当然ある。
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ウッドデッキ施工 横浜 株式会社エルビーシステム